ハイキュー!! を使って記録用紙の書き方を学ぼう④ ~第3セット~
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この記事は前回の続きです。
参考にした試合
烏野VS青葉城西
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試合開始前
第2セット終了後、両チームのキャプテンを集めます。第1セットの時と同様、コイントスで勝ったチームが「サーブ、レシーブ、コート」のいずれかを選びます。今回、どちらが何を選んだのかは分かりませんが、試合中の背景等の様子から烏野がA、青葉城西がBであることが分かります。スタートローテーションは下図の通り。
第3セットはどちらかのチームが先に13点取るとコートチェンジします。そのため、1,2セット時にはなかった右の欄が増えています。Aチーム(烏野)のスタートローテーションの様子を記入しておきます。
試合開始
青葉城西4番(岩泉)サーブ
漫画中では「烏野:3-4:青葉城西」からスタートしますが、スタートローテーションが示されているためある程度試合の流れが予想できます。
青葉城西1番(及川)サーブ
シーソーゲームが続いていることが分かります。何とか食らいつく烏野も青葉城西の穴のない攻撃に翻弄され、たまらずタイムアウトを要求。
青葉城西 12番(金田一)サーブ
漫画中では全く描かれていませんが、青葉城西が先に13点を取りました。このタイミングでコートチェンジが発生します。
コートチェンジ後は先ほどの続き、すなわち青葉城西12番からのサーブです。
この際、サーブローテーションミスが発生しやすいです。必ず副審にサーバーが誰なのか伝えるようにしてください。
記録用紙の書き方は下図の通りです。得点欄はそこまでに取得した得点を逆T字で消します。また、コートチェンジ時の得点を記入するようにします。コートチェンジ前にタイムアウトやメンバーチェンジがあった場合はそのことも転記します。
烏野11番(月島)サーブ
コートチェンジ後の記録用紙の書き方は下図の通りです。
烏野9番(影山)サーブ
日向のブロードに対応しきれず連続得点を許した青葉城西がタイムアウトを要求。
以下コミックス第8巻となりますので、お手元にご用意ください。
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青葉城西1番(及川)サーブ
青葉城西に3連続得点を許した烏野は流れを止めるためにタイムアウトを要求
烏野12番(山口)サーブ
流れをつかみたい烏野はピンチサーバーとして日向に変え、山口を投入。
残念ながらミスとなってしまいましたが、チーム全体の緊張が解けたように思えます。
メンバーチェンジはもともと後退した選手としかできません。
すなわち、今回の場合でいえば以下の通り。
- 日向→山口→日向 はOK
- 日向→山口→菅原 はNG
山口から日向へ再度メンバーチェンジが行われていますが、その記入方法は下図の通り。
烏野5番(田中)サーブ
先にマッチポイントを取られた烏野ですが、なんとか食らいつきデュースに持ち込みます。
青葉城西(及川)サーブ
一進一退の攻防が続きますが、最後は残念ながら地力の差を見せつけられ、烏野は惜敗してしまいます。
ゲームが終了しましたが、記録の仕事は続きます。最後のまとめをするために次の記事へお進みください。
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