都立高校バレーボール部

遅延再生アプリとChomecastがあれば自分のプレーを即振り返ることができる

フォーム確認のために自分のプレーを撮影することがあると思います。フォーム確認する選手が1名である場合は撮影したものをゆっくり確認すればよいですが、チーム全員のフォーム確認を一度に行うことはとても大変です。

通常はチーム全員を撮影した後に、練習を止め全員で撮影した動画をみます。この方法だと、自分のプレーが出てくるまで時間がかかり、練習時間の無駄が出るだけでなく体が冷えてしまうため怪我にもつながります。確認したいプレー直後に自分のプレーだけを見ることができればベストですが、以前はこれを実現するためには専用のビデオカメラやレコーダーを必要とし誰でも実現できるわけではありませんでした。(youtube動画参照)

www.youtube.com

スマートフォンの普及により、無料アプリと若干の出費で遅延再生システムを実現できるようになりました。以下にスマートフォンタブレットでも可)を用いた遅延再生の方法を書いていきます。チームのスキルアップにご利用ください。

用意する物

必ず必要なものと、撮影した映像をプロジェクタに投影する場合に必要なものに分けました。

必須

  1. スマートフォン
  2. 遅延再生アプリ
  3. 三脚対応スマホホルダー
  4. 三脚
1.スマートフォン
iOSAndroidどちらでも構いません。
2.遅延再生アプリ
上記で紹介したもの以外にもいくつか種類がありますので、自分の好みに合うものを選んでください。
3.三脚対応スマホホルダー
撮影機材がタブレットの場合はタブレット用を買ってください。
  スマホホルダー
  タブレットホルダー
4.三脚
見やすい映像を撮るためには高さが1m以上に伸びるものがおすすめです。また、ギャラリーから撮影する場合は手すりに巻き付けられるタイプがおすすめです。

任意

  1. Anycast
  2. 短焦点プロジェクタ
  3. ホワイトボード

1.Anycast

wi-fiを用いてスマホの映像を別の媒体(プロジェクタやテレビ)に送信する機械です。スマホとプロジェクタを有線で接続すると、つまずいて怪我をする恐れがあるため無線がおすすめです。

2.短焦点プロジェクタ

 一般的にはプロジェクタの映像を投影するには3m程度の距離が必要です。しかしながら、体育館に投影することを考えると投影先とプロジェクタの距離は短い方が良いでしょう。短焦点プロジェクタであれば、投影先まで1m程度で投影することができます。

3.ホワイトボード

 もちろんスクリーンが一番いいですが、ホワイトボードにも綺麗に投影することが出来ます。