ハイキュー!! を使って記録用紙の書き方を学ぼう⑤ ~ゲーム終了後~
この記事の関連ページ
ゲーム終了後の作業
試合が終了したからといって、記録員の仕事が終わりではありません。試合結果の集計を行います。
参考までに各セットの最終記録を下に示しておきます。
- 第1セット
- 第2セット
- 第3セット
試合結果まとめ
記録用紙右下の試合結果欄に各セットの結果を記入します。該当がない部分は空欄にせず”0”を記入します。
今回、各セットにかかった時間が分からなかったため未記入ですが本来は記入します。
正しく入力できていると、セット時間の合計と試合所要時間の差が6分となっているはずです。
キャプテンからサインをもらう
もう一つ大きな仕事があります。
試合終了後、各チームキャプテンからサインをもらうようにしてください。
すべての内容の記入を終えたら審判団のサインをしてください。
サイン後、本部へ記録用紙の提出をしてください。
まとめ
以上が記録用紙の書き方になります。
初めは難しく感じますが、何度も経験するうちに書けるようになります。いきなり大会の記録員をするのは敷居が高いと思いますので、ハイキューの他の試合で記録を付けてみてください。
ハイキュー!! を使って記録用紙の書き方を学ぼう④ ~第3セット~
記録用紙の書き方に関するほかの記事へのリンク
この記事は前回の続きです。
参考にした試合
烏野VS青葉城西
|
試合開始前
第2セット終了後、両チームのキャプテンを集めます。第1セットの時と同様、コイントスで勝ったチームが「サーブ、レシーブ、コート」のいずれかを選びます。今回、どちらが何を選んだのかは分かりませんが、試合中の背景等の様子から烏野がA、青葉城西がBであることが分かります。スタートローテーションは下図の通り。
第3セットはどちらかのチームが先に13点取るとコートチェンジします。そのため、1,2セット時にはなかった右の欄が増えています。Aチーム(烏野)のスタートローテーションの様子を記入しておきます。
試合開始
青葉城西4番(岩泉)サーブ
漫画中では「烏野:3-4:青葉城西」からスタートしますが、スタートローテーションが示されているためある程度試合の流れが予想できます。
青葉城西1番(及川)サーブ
シーソーゲームが続いていることが分かります。何とか食らいつく烏野も青葉城西の穴のない攻撃に翻弄され、たまらずタイムアウトを要求。
青葉城西 12番(金田一)サーブ
漫画中では全く描かれていませんが、青葉城西が先に13点を取りました。このタイミングでコートチェンジが発生します。
コートチェンジ後は先ほどの続き、すなわち青葉城西12番からのサーブです。
この際、サーブローテーションミスが発生しやすいです。必ず副審にサーバーが誰なのか伝えるようにしてください。
記録用紙の書き方は下図の通りです。得点欄はそこまでに取得した得点を逆T字で消します。また、コートチェンジ時の得点を記入するようにします。コートチェンジ前にタイムアウトやメンバーチェンジがあった場合はそのことも転記します。
烏野11番(月島)サーブ
コートチェンジ後の記録用紙の書き方は下図の通りです。
烏野9番(影山)サーブ
日向のブロードに対応しきれず連続得点を許した青葉城西がタイムアウトを要求。
以下コミックス第8巻となりますので、お手元にご用意ください。
|
青葉城西1番(及川)サーブ
青葉城西に3連続得点を許した烏野は流れを止めるためにタイムアウトを要求
烏野12番(山口)サーブ
流れをつかみたい烏野はピンチサーバーとして日向に変え、山口を投入。
残念ながらミスとなってしまいましたが、チーム全体の緊張が解けたように思えます。
メンバーチェンジはもともと後退した選手としかできません。
すなわち、今回の場合でいえば以下の通り。
- 日向→山口→日向 はOK
- 日向→山口→菅原 はNG
山口から日向へ再度メンバーチェンジが行われていますが、その記入方法は下図の通り。
烏野5番(田中)サーブ
先にマッチポイントを取られた烏野ですが、なんとか食らいつきデュースに持ち込みます。
青葉城西(及川)サーブ
一進一退の攻防が続きますが、最後は残念ながら地力の差を見せつけられ、烏野は惜敗してしまいます。
ゲームが終了しましたが、記録の仕事は続きます。最後のまとめをするために次の記事へお進みください。
関連記事へのリンク
この記事は前回の続きです。
ハイキュー!! を使って記録用紙の書き方を学ぼう③ ~第2セット~
記録用紙の書き方に関するほかの記事へのリンク
前回の記事からの続きです。下記リンクは今までの内容です。
参考にした試合
烏野VS青葉城西
|
|
第2セット開始
ゲーム開始前
第2セットスタートローテーション
レアなケースですが、2セット目の準備に手間取ってセット間が長く空いてしまうことがあります。しかしセット間は3分と決まっているため、ゲームの開始時間欄は実際の開始時間ではなく、1セット目終了から3分後を記入するようにしてください。
ゲームの大まかな流れが分かったかと思いますので、概略版でお届けします。
参考:第1セット
青葉城西1番(及川)サーブ
澤村と西谷の2人で強烈なサーブを1本で切ることができました。
シーソーゲーム
漫画中では2週目のローテーションは完全に飛ばされていますが、シーソーゲームという記載から以下のようになっていると予想されます。
青葉城西ブレイク
及川のサーブ(3回目)から烏野は失点してしまいます。
烏野メンバーチェンジ
流れを青葉城西に持っていかれそうな場面で菅原と影山のメンバーチェンジ。
青葉城西タイムアウト
青葉城西はメンバーチェンジからの3連続失点等で流れがつかめず、たまらずタイムアウト。
烏野タイムアウト
同点に追いつかれた烏野はタイムアウトを要求。
青葉城西1番(及川)サーブ
サーブ前
このセット4回目の及川サーブです。
ゲーム終了
烏野のブロックにより第2セットを奪取できました。1セット目にもお伝えした通り、セット修了時は獲得得点に丸を付けますが、烏野11番(月島)はサーブを打っていないためサーブ欄4には✔を入れずに25点目を記入します。
第3セットにはコミックス第8巻が必要になります。
お手元にご用意の上、次の記事をご覧ください。
|